
個性派、演技派と名高い俳優の藤原竜也さん。これまでに様々なキャラクターの強い役を演じてきました。「22年目の告白」でも、時効後に手記を出版した犯人という大役に挑みます。今回は刑事役の伊藤英明さんとW主演ということで、より一層注目が高まっています。ここでは藤原竜也さんの出演作や「22年目の告白」での見所などをご紹介します。
「22年目の告白」で主演する藤原竜也さんはどんな役者?
(出典:HORIPROより)
「22年目の告白」に主演で出演する藤原竜也さんは映画「デスノート」の夜神月役などでお馴染みの俳優です。
1982年生まれで、1997年に舞台「身毒丸」の主役オーディションを受けてグランプリを獲得しデビューしました。この舞台の公演では「15歳とは思えない」「天才新人現る」と絶賛されました。実はこのオーディション、ホリプロの女性社員に池袋でオーディションのチラシを渡されたことがキッカケで受けました。
1次書類の選考で落ちたものの、女性社員が藤原竜也さんの書類を紛れ込ませるなどして最終選考まで残り、デビューを果たすというエピソードが残されています。
デビュー後は演技派俳優として数々の作品で主役を張ってきた藤原竜也さん。多くの人の記憶に残っているのが実写映画「デスノート」の主人公、夜神月です。ノートに名前を書くと死ぬという斬新なサスペンス漫画をドラマ化したものですが、主人公でありながら人を殺す側に立つという狂気を藤原竜也さんは演じました。
また、最近では2014年に実写映画化された「るろうに剣心」の志々雄真役で全身に包帯を巻く悪役を演じています。なお、映画「カイジ 人生逆転ゲーム」や「藁の楯」など人間性がクズな役柄を演じることが多いことには「クズの役しかこない」と心境を漏らしています。
このような、アニメや漫画の実写化の役をよくするとともに、「ハムレット」や「ロミオとジュリエット」のような古典作品でも主役を務めています。2015年には、2003年以来となる「ハムレット」に臨んでいます。演出家の蜷川幸雄さんは藤原竜也さんを「真面目な努力家」「集中力がある」「役のことしか考えない」と評しており、演技者として非常にストイックなことが窺えます。
藤原竜也が演じる「22年目の告白」の犯人とは?
わっ本格的❗️ドキドキします
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— 映画『22年目の告白ー私が殺人犯ですー』 (@22kokuhaku) 2016年7月31日
「22年目の告白」では、犯人役ということもあり、やはり「クズ」な人間の側を演じることになりました。この「22年目の告白」は2012年の韓国映画「私が殺人犯です」を原作としています。原作と違い日本にあわせた脚本になっており、舞台の始まりは1995年の日本まで遡ります。阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件が起きたこの歳に、とある連続殺人事件が発生。
その連続殺人事件から22年後、時効を迎えた後に犯人がとある手記を出版します。それは「私が殺人犯です」という一冊の本。そして出版記念の記者会見に現れたのは曾根崎というひとりの美しい男。曾根崎は瞬く間に世間の話題となり一躍時の人になります。藤原竜也さんは監督の入江さんに対して
「才能のある同世代の監督と出会えたことは、自分にとって大変良い経験でした」
とコメントしています。殺人犯を演じるのは初めてではないだけに、この映画で藤原竜也さんがどのような殺人犯になるのか期待されています。
藤原竜也と伊藤英明のW主演が魅力!「22年目の告白」は2017年公開
(出典: 映画『22年目の告白ー私が殺人犯ですー』公式サイトより)
時効を迎えるまでの22年間、犯人が何を思っていたのか。なぜこの手記を出そうとしたのか。犯人側の心境が大変興味深いストーリーです。それと同時に、いったいどのような新事件が起きて、刑事役の伊藤英明さんとサスペンスを繰り広げるのでしょうか。藤原竜也さんの個性的な演技力を「22年目の告白」で堪能しましょう。
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