
ABBAのヒット曲22曲にもとづいて構成されるミュージカル『マンマ・ミーア!』。日本では劇団四季のミュージカルとして2002年の初上演以来高い人気を誇っています。
現在も期間限定公演が開催中です。ファンにとってはとても嬉しいことですが、ミュージカルってちょっとハードルが高い。興味はあるんだけどなかなか観に行けないという方も少なくないのではないでしょうか。
そこで今回はミュージカル『マンマ・ミーア!』のあらすじを紹介しますので、まだ観たことがないという方はぜひ参考にしてみてください!
(出典:KBS京都より)
劇団四季ミュージカル『マンマ・ミーア!』のあらすじ……の前にABBAとの関係を紹介!
(出典:amassより)
『マンマ・ミーア!』はミュージカル用の書き下ろしの新曲を使用せず、ABBAの楽曲が劇の筋の合間に挟まれる”カタログ・ミュージカル”と呼ばれるタイプのミュージカルです。
ABBAの解散後、デビュー25周年にあたる1999年に初公演されたのが『マンマ・ミーア!』。その影響でアルバム『ABBA Gold』はUKチャートの1位に返り咲き、ABBAのファン層をさらに広げることになりました。
ABBAの楽曲と『マンマ・ミーア!』のストーリは、お互いの魅力を見事に増幅させています。その相性の良さはABBAのメンバー自身が「まるでこのミュージカルのために書いたようだ」と語るほどです。そのシンクロぶりをぜひその目で確かめてください!
劇団四季ミュージカル『マンマ・ミーア!』のあらすじを紹介!
(出典:劇団四季 マンマ・ミーア!より)
それでは劇団四季ミュージカル『マンマ・ミーア!』のあらすじを紹介していきたいと思います。
物語の主人公となるのは、”ドナ・シェリタン”(光川愛)。エーゲ海に浮かぶ小さな島で、島唯一のホテル「サマー・ナイト・シティ・タヴェルナ」を切り盛りしつつ、女手一つで娘を育てるシングルマザーです。
彼女の20歳になる一人娘が”ソフィ・シェリダン”(谷原志音)です。ソフィの恋人が”スカイ”。都会での生活に疲れたビジネスマンで、島を訪れたときにソフィと出会い恋仲となり、結婚を約束します。
物語はスカイとの結婚に向けてソフィが準備をしているところからはじまります。母と2人で暮らしてきた彼女の夢は、結婚式で父親とバージンロードを歩くこと。その夢を実現させるために彼女は母の古い日記をこっそり読んでしまいます。
日記に登場するサム、ビル、ハリーというドナのかつての恋人3人の内の誰かが自分の父親だろうと睨んだソフィは、彼ら3人に宛ててこっそりと招待状を送ることにします。
ここで父親候補の3人について紹介したいと思います。
まず”サム・カーマイケル”(田邊真也)。ホテル「サマー・ナイト・シティ・タヴェルナ」を建設した建築士です。島を訪れたさいにドナと恋に落ちましたが、帰国とともに別れています。現在は2児の父親でもあります。
2人目がハリー・ブライト(堀米聰)。ロンドンの銀行員で、ドナとはパリ留学中に恋愛関係となります。歌を愛する性格から以前人気ロックバンドのリードヴォーカルとして活躍していたドナに惹かれたようです。現在は別の女性と結婚していますが、子供はいません。
3人目がビル・オースティン(脇坂真人)。世界を旅する渡り鳥のような作家です。やはり島を訪れたさいにドナと恋に落ちます。旅を好む自由人なので、結婚というものを避けているようです。
そして、迎えた結婚式前日、この3人が全員一度にやってきてしまうのです。事情を知らないドナは仰天。本当のお父さんなら一目でわかるはず、と思っていたソフィですが、3人全員が「自分が父親だ」と名乗り上げたことから大混乱。そんな中、結婚式は刻一刻と迫ってきます……。
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あらすじを頭にいれたところで劇団四季ミュージカル『マンマ・ミーア!』を観に行きましょう!
『マンマ・ミーア!』のあらすじが分かっているだけで、観劇のハードルはグッっと下がるはず。とくにABBAの楽曲のファンであれば楽しめること間違いなしの内容となっていますので、ぜひ劇場を訪れてみてください!チケット情報はチケットキャンプ(チケキャン)で。