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劇団四季『ライオンキング』の主要キャラクターや注目のキャストは?

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劇団四季 ライオンキング 主要キャラクターをご紹介

劇団四季の代表作『ライオンキング』!アフリカの大地を舞台に繰り広げられる父子の壮大な物語『ライオンキング』は、圧巻の美術セットや、動物そのものを表現した驚きの衣裳、そして素晴らしい歌と踊りで、超ロングラン記録を樹立し続けています。

さて、この名作ミュージカル『ライオンキング』にはどのようなキャラクターが出てくるのでしょうか?主要キャラクターと、それぞれの注目キャストをご紹介します。

【劇団四季『ライオンキング』とは?】

1994年公開のディズニー長編アニメ『ライオンキング』をミュージカル化したミュージカル『ライオンキング』は、アフリカン・アートや文楽といった要素を融合し、マペットなどを駆使したあっと言わせる美術セットでミュージカル界に激震をもたらしました。

そして、トニー賞最優秀演出賞と最優秀衣裳デザイン賞を受賞し、興行的にもブロードウェイ史上最も成功した作品となったのです。1998年より、劇団四季が日本版『ライオンキング』の上演を開始。現在に至るまで前人未到のロングランが続いており、2015年には公演回数10000回という大記録を樹立しました。

現在では日本におけるミュージカルの代名詞ともいえる存在となっていて、日本のミュージカル普及にも大きく貢献した作品だといえます。

【劇団四季『ライオンキング』主要キャラクター:プライドランドの王子・シンバ】

アフリカの広大なサバンナにある王国プライドランド。王子であるシンバは、好奇心旺盛ですくすくと育っていました。しかし、そんな好奇心を利用されて罠にはめられてしまうことに。

父の死の責任を問われたシンバは、プライドランドを追われます。途中で出会ったティモンとプンバァと共にジャングルで仲良くくらしていましたが、プライドランドの現状を知り、国を救うために故郷に戻ることを決意します。

『ライオンキング』の主役であるシンバ役は、子供時代と青年時代の2人のキャストが演じます。特に子供時代であるヤングシンバ役は子役憧れの役であり、池松壮亮や海宝直人など、現在活躍している役者たちも数多く経験してきました。現在は、小林諒音・吉村颯雅・桑原柊・角田光・横山賀三・大東リッキー・岸野涼吾・丸島颯透らがキャスティングされています。

成長したシンバは、明るい表現から、葛藤し大人の男として成長する表現まで、ストーリーの中で大きな変化を見せないといけない難しい役どころです。自信を失った若者が、威厳ある王となるまでの過程を観客は目撃することになります。今年は、南晶人・田中彰孝・厂原時也・海宝直人・島村幸大・永田俊樹がシンバを演じてきました。

【劇団四季『ライオンキング』主要キャラクター:プライドランドのシャーマン・ラフィキ】

年老いたヒヒのジャーマン、ラフィキ。「サークル・オブ・ライフ」というプライドランドの真髄を高らかに歌い、成長したシンバの良き心の師となります。

ラフィキ役二は圧倒的な歌唱力を持ったベテラン女優が選ばれます・今年は、金原美喜・福井麻起子・久居史子・平田曜子・青山弥生などがキャスティングされています。

【プライドランドの偉大な王:ムファサ】

(出典:劇団四季☆親子で楽しむミュージカルより)

寛大で思慮深く強い王ムファサ。幼いシンバを愛し、「サークル・オブ・ライフ」の精神を教えます。

今年キャスティングされているのは、内田圭・金久烈・平山信二・内海雅智・宇龍真吾などの面々です。

【劇団四季『ライオンキング』主要キャラクター:シンバのパートナー・ナラ】

(出典:劇団四季 四季なびより)

シンバの幼馴染であり、パートナーとなるナラ。『ライオンキング』のヒロインです。強くしなやかで美しいナラは、理想的な女声です。ナラ役も、子供時代のヤングナラと、成長してからのナラの2人のキャストで演じられます。

ヤングナラもまた、子役の憧れです。今年登場したヤングナラは、師田実澪・永田伊織・平井花南・三木理紗子・原田くるみ・林英美衣・加納凪紗役といった面々です。

成長したナラにキャスティングされているのは、江畑晶慧・小松加奈・辻茜・谷原志音・町真理子らです。

【劇団四季『ライオンキング』主要キャラクター:最大の敵・スカー】

ヤングシンバを陥れ、ムファサを殺してプライドランドの支配者となったスカ―。

シンバが滅ぼすべき最大の敵です。誰からも慕われず孤独なスカ―役は、『ライオンキング』の見どころのひとつ。

十分な実力者でないと演じられない難しい役です。池田英治・野中万寿夫・韓盛治らがキャスティングされています。

【劇団四季『ライオンキング』主要キャラクター:プライドランド王家の執事・ザズ】

(出典:劇団四季☆親子で楽しむミュージカルより)

プライドランドの王家に仕える忠実な執事であるサイチョウ、ザズ。ヤングシンバの世話役として貢献していました。ムファサ亡きあとはスカ―に仕えることになりますが、あまりの落差に落胆しています。

シンバがムファサのような偉大な王となることを臨みます。ザズはマペットで表現されるコミカルな役。生きているようなマペット操作も見どころです。過去の演目では布施陽由・明戸信吾が演じています。

【劇団四季『ライオンキング』主要キャラクター:ヤングシンバを助ける兄貴肌・ティモン】

(出典:劇団四季☆親子で楽しむミュージカルより)

自由気ままに生きているミーアキャット、ティモン。国を追われて行き倒れていたヤングシンバを助け、「ハクナ・マタタ」と励まして友となります。

少し俺様気質ではありますが、心優しく頼れる親友です。ティモンもマペットで表現されるキャラクター。変幻自在なティモンの動きには注目です。

今年ティモンを演じているのは、黒川輝・大塚道人の2人です。

【劇団四季『ライオンキング』主要キャラクター:ティモンの世話好きな親友・プンバァ】

(出典:映画.comより)

ティモンと共に暮らしている、気が優しくて世話好きのイボイノシシ、プンバァ。倒れているヤングシンバを見つけて、一緒に暮らすことをティモンに提案します。

国を出た後のシンバの育ての親のような存在です。プンバァは着ぐるみで表現されます。少しとぼけたホッとするプンバァのキャラクターに癒されてください。

過去の演目では福島武臣・深見正博・川原洋一郎らが演じています。

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【劇団四季『ライオンキング』の注目キャストは?】

名作ミュージカル『ライオンキング』の主要キャラクターをご紹介してきましたが、この中でも特に注目すべきキャストは誰でしょうか?筆頭に挙げたいのが、ラフィキ役にキャスティングされている青山弥生です。作品のオープニングを飾る代表曲「サークル・オブ・ライフ」をアカペラでリードするラフィキは、歌声だけで怒涛のような感動を引き起こしてくれます。

劇団四季による初演でラフィキを演じた青山弥生は、『マンマ・ミーア』『コーラスライン』といった過去の演目でも高い評価を得てきた小柄でパワフルな女優。彼女の小さい身体から出てくるエネルギーは、一度聴いたら忘れられない迫力です。年齢は58歳と還暦間近ですが、劇団四季を代表する存在として、まだまだ力強いラフィキ役を見せてほしいものです。

次に注目したいキャストは、シンバ役にキャスティングされている厂原時也です。高校生の修学旅行で鑑賞した『ライオンキング』に憧れてミュージカル俳優の道を志した厂原時也は、大学3年生のときに劇団四季のオーディションに合格しました。2007年に『ユタと不思議な仲間たち』で初舞台を踏み、その後も高いダンス力を生かして様々な役で活躍の場を広げていきました。

2015年に『アラジン』のアラジン役でデビューし、一気に注目を集め、劇団四季の看板俳優のひとりになりました。『ライオンキング』には、2011年にキャスティングされていながらも舞台登場には至っていなかったものの、2016年2月に憧れのシンバ役デビューを果たしました。少年のようなキュートな魅力で、今大注目の俳優です。チケット情報はチケットキャンプ(チケキャン)で。


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