
2014年のミス・サイゴン公演ではエンジニア役市村正親が胃がんの治療のため降板し、その後復活したことが記憶に新しい方も多いのではないでしょうか?
2016年10月の公演が決定し、オールキャストオーディションも開催されますます期待のミス・サイゴン。
すでにエンジニア役が発表となっていることもあり、さらなる情報発表が待ち遠しいですね!
ミス・サイゴン2016、三人のエンジニア
(出典:Twitter)
2015年10/1に、2016年10月に上演されるミス・サイゴンのエンジニア役3名が発表されました。
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市村正親
1992年の初演からエンジニアを演じる大ベテラン市村正親が2016年にも同役を演じます。前回は胃がん治療のためほぼ全ての公演を降板してしまったため、ファンにとっては久しぶりのエンジニアとなるのではないでしょうか。
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駒田一
駒田一は2014年公演でエンジニアデビューを果たしました。三度目のオーディションの末手に入れた大役を代役の筧利夫が入るまで一人で務めた実績を持つ駒田。万全の状態での再演は楽しみですね。
そして三人目は新たなキャストが追加されました。
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ダイアモンド✡ユカイ
歌手であり、俳優業も行うダイアモンド✡ユカイの追加に驚いた方も多かったのではないでしょうか。帝国劇場公演のあとの全国公演も予定されていることもあり、長丁場となるでしょうが、新しい顔ぶれにも期待しましょう!
ミス・サイゴンの演出といえば、実物大のヘリコプター!
(出典:Twitter)
現在上演されている演出は、2014年にロンドンで上演された最新演出版です。
2014年5月にロンドンで開幕した最新演出版ミス・サイゴンを、2014年7月より日本で上演した、ということでこちらの演出にも注目の作品。2014年にタイミングが合わず、ご覧になれなかった方にもぜひご覧頂きたい舞台です。
驚く演出といえば、やはり実物大のヘリコプターではないでしょうか。ミス・サイゴンといえば、と印象に残るヘリコプターですが現在使用されているものは迫力の大きさ。映像技術の進化による演出も併せて非常に評価が高く、ヘリコプターを使用できない地方公演では映像演出にてそのシーンが展開されています。
また、日本語の訳詞にも手直しが加わり、ますます現代の観客に寄り添う作品となりました。初演が1992年と今から約23年も前のこととなりますので、当時問題のなかった言い回しが現代では違和感を生む、ということも起こります。新演出版では歌詞や振付もブラッシュアップされ、より臨場感の増した作品となりました。
ぜひ実際にその迫力を感じてください。